【菊竹清訓邸のスカイハウス】
問題
菊竹清訓邸のスカイハウス(1958年)は、4枚の壁柱によって正方形の主室を空中に持ち上げ、HPシェルの屋根を設けた構成で、住宅生産の工業化の利点を生かし、設備等の更新を可能とする「ムーブネット」を取り付けた住宅である。
正解は ○
スカイハウス(菊竹清訓自邸、1958年)は、メタボリズムの考え方(都市や建築も生物と同様に新陳代謝すべきだと主張する考え)に基づき、一辺約10mの正方形平面の均質な生活空間と、HPシェルの屋根が4枚の壁柱に支えられ、取替えや位置の変更が可能なムーブネットと呼ばれる設備ユニットを据え付けた住宅である。
【実物写真】
https://sakuhin.info/japan/modern-j/sky_house/
【建物の特徴】
スカイハウス菊竹清訓
菊竹清訓のスカイハウスの主な特徴は以下の通りです:
- メタボリズムの考え方に基づいて設計された革新的な住宅
- 1958年に建設された
- 4枚の壁柱によって支えられた、空中に浮かぶような正方形の主室
- HPシェル(双曲放物面シェル)の屋根
- 一辺約10メートルの正方形平面に均質な生活空間を配置
- 「ムーブネット」と呼ばれる画期的なシステムを採用し、設備ユニットの更新や位置変更が可能
- 開放的で流動的な空間構成を採用し、固定的な間仕切りを排除
- 居住階から空間のカプセルを吊り下げるような独特な増築方法を考案
【まとめ「これだけは覚えるべき特徴」】
スカイハウス(菊竹清訓自邸、1958年)
- HPシェル(双曲放物面シェル)の屋根
- 一辺約10メートルの正方形平面に均質な生活空間を配置
- 「ムーブネット」と呼ばれる画期的なシステムを採用し、設備ユニットの更新や位置変更が可能
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