【一級建築士過去の問題】
問題
「斎藤助教授の家」(清家清、1952年)は、テラス、廊下、居間・食堂を連続させた開放的な空間とし、可動の家具を配置することで、空間を状況に応じて変更することができる。
正解は ○
斎藤助教授の家(清家清、1952年)は、テラス、廊下、居間が連続する開放的な空間に、可動畳などの可動の家具を配置し、空間に可変性をもたせる「舗設」の概念を具現化した住宅である。
【実物写真】
http://zeitgeist.jp/zeitgeist/%E6%B8%85%E5%AE%B6%E6%B8%85-%E6%96%89%E8%97%A4%E5%8A%A9%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%AE%E5%AE%B6/
【建物の特徴】
- テラス、廊下、居間・食堂を連続させた開放的な空間構成
- 内部と外部の境界を曖昧にし、自然光や外部の景色を効果的に取り入れる
- 可動式家具による柔軟な空間利用
- 居住者のニーズに応じて空間を自由に変更可能
- 「舗設」の概念を具現化
- 固定的な間仕切りを最小限に抑え、可動式要素を積極的に導入
- 日本の伝統的美学と現代的機能性の融合
- 「縁側」や「襖」「障子」の概念を現代的に再解釈
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